医薬品情報学会 若手の会とは

 以前活動していたJASDI-NET委員会の流れを受けて、知識を得るための座学よりも参加者でディスカッションできる場を提供することを目的とした会である。

 具体的には、1) 講義+スモールグループディスカッション、2) 施設見学+スモールグループディスカッションなどを活動の基本方針としている。

 

【本会の方向性】

  1. 医薬品情報を軸とし多業種間で様々なテーマの議論が行える場の提供
  2. 議論を通して多業種間での交流を図る場の提供
  3. 医薬品情報専門薬剤師を目指す者の取得に関する相談の場の提供

JASDI若手会(仮)ブログ

JASDI若手の会 第6回研修会報告

2022年4月12日 12時57分

 

 令和4年3月14日 日曜日 14時より開催された第6回JASDI若手の会について報告する。本研修会は新型コロナ感染を勘案し前回と同様オンラインにて開催された。

 

<プログラム>

14:00~14:05 開始挨拶・スケジュール説明

14:05~14:35 ご講演

演題名:医薬品供給状況の把握における問題点と今後の課題について DrugShortage.JPの運用を経て

           医療用医薬品供給状況データベース(DSJP) 近野 優 先生

14:35~14:45 休憩

14:45~15:25 スモールグループディスカッション

15:25~15:55 各グループの発表と討議

15:55~ 質疑応答

 

<まとめ>

 第6回若手の会の開催は、新型コロナウイルス感染症流行を鑑み、Zoom®によるオンライン開催形式で研修会を実施することになった。

昨年より、後発品を中心とした医療用医薬品の供給不足が問題となっている状況の中、医療用医薬品の供給状況を共有するために有志の薬剤師で立ち上げた、医療用医薬品供給状況データベース(DSJP)は、ニュースでも取り上げられ、代替薬の検討などに多くの医療機関で活用されている。今回は、医療用医薬品供給状況データベース(DSJP)の運営代表を務められている近野 優先生をお招きして、供給状況把握における問題点と今後の課題についてご講演頂いた。

グループディスカッションでは演者の近野先生も一緒に議論に加わり、病院・薬局等様々な立場の参加者より活発な議論を行うことができた。演者の近野先生の取り組みに対して参加者の多くは刺激を受けたのではないだろうか。

JASDI-NET委員会

◇◇◇JASDI-NET委員会とは◇◇◇


日本医薬品情報学会の若手会員が中心となって組織された勉強会で、2000年6月に第1回開催以来、定期的に(原則として4ヵ月に1回)開催している。「リスクマネージメントと医薬品情報」、「本音で語る製造販売後調査調査」など、毎回異なるテーマを定め、それに関係する講師を招聘し、あるいは会員自らが演者となって基調講演を行い、その後出席者によるディスカッションを行っている。本会は、このディスカッションに重点を置いており、毎回活発な議論、意見交換がなされている。


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